立ち呑み日記・毎朝滝クリ [ワルガキ]
近眼の13歳のムスメのかねてからの念願を受け入れ、ついにコンタクトレンズをみとめることとあいなりました。
ムスメはこれまでに携帯電話など高価なものを不注意により紛失しており、
「持ち物の管理ができない人にコンタクトレンズなど使えますかッ」
と、これまでに何度ぴしゃりとやってきたことか。
でも、思い起こせば、ワタシも中学に上がるなり級友にコンタクトのコが何人もいたんです。メガネに縁のないワタシには別世界の、大人の持ち物にうつりましね。
休み時間に級友が目からとってまたはめるのを、固唾(かたず)をのんで見守りました。
手のひらのくぼみに蒸留水を数滴落とし人差し指の腹で小さく透明なレンズを丹念に洗うさまなど、
(大人っぽいしぐさだなあ・・)
と、憧憬したものです。
級友は一瞬にして瞳にパカっとはめました。
「高価なものだから絶ッ対になくしちゃいけないの」
と、よく見えるようになった目をパチパチして、自分自身に言い聞かせるように言っていた声が耳によみがえります。
ムスメもその年齢に達したわけです。
老眼以外のメガネに無縁のオカーサン(ワタシです)はコンタクトレンズの入手法に明るくなく、とりあえず眼科に連れて行って処方箋をもらい、紹介されたメガネ屋さんに行きました。
そのメガネ屋さんは懇切丁寧につけ方をおしえてくださる、とのこと。ムスメの期待と不安の高まるまいことか。
片方の手で眉毛のほうから上まぶたを上げ、利き腕の中指でアカンベーしたところへすかさず人差し指でパカッとさしこむ、というのを、何度もシュミレーションします。
ところがムスメは瞳がどうっしても閉じちゃう。
「そうじゃなくてこう」
と、お店の方はご自分の眼球を生々しくむき出してお手本を見せてくださいます。
よく、コンタクトレンズをつけたまま眠ってレンズが眼球の反対側にまわっちゃった、なんてオソロシいハナシを耳にしますが、あれはハナシ半分で、たいていは瞳からそう遠くないまぶたの内側の白目に貼りついているものだそうです。
ムスメはふとした拍子に片目だけ成功。
メガネなしでこんなにくっきり見える、と、片目であたりを見回して大感動です。
とはいえ、片目だけではどうにもならず、お試し用を家に持ち帰って練習することになりました。しかし、鏡をニラみつけてアッカンベーしているまぶたがどうがんばっても閉じ加減になる。
こういうとき、最近の子はyoutubeで研究するものなんですネ。コンタクトレンズのつけ方を解説している映像がいくつもあり、これらをじーと見ていたようでした。
そのひとつを採用し、まず鏡に向かって斜めに座わりました。その斜めっぷりといったら、滝クリもかくや。
で、鏡に写っている白目のところにペタっとやり(白目のところだとなぜかちっともこわくないんだそう)、しかるのちに鏡の一点を凝視しながらすうっと正面を向くとアラ不思議、コンタクトレンズはしぜーんとずれて瞳の上におさまる。
コンタクトレンズになったら、体育の時間にメガネを気にしいしい身体を動かさないとならないわずらわしさから完全解放されたそうです。
日本でも報道されたようですが、セーヌ河の水かさがまだまだ増すようです。1982年以来だそうです。
前菜は、トマトとオイルサーディンのサラダ
主菜は、鶏ロースト、じゃがいもロースト、いんげん塩茹で゛
ムスメはこれまでに携帯電話など高価なものを不注意により紛失しており、
「持ち物の管理ができない人にコンタクトレンズなど使えますかッ」
と、これまでに何度ぴしゃりとやってきたことか。
でも、思い起こせば、ワタシも中学に上がるなり級友にコンタクトのコが何人もいたんです。メガネに縁のないワタシには別世界の、大人の持ち物にうつりましね。
休み時間に級友が目からとってまたはめるのを、固唾(かたず)をのんで見守りました。
手のひらのくぼみに蒸留水を数滴落とし人差し指の腹で小さく透明なレンズを丹念に洗うさまなど、
(大人っぽいしぐさだなあ・・)
と、憧憬したものです。
級友は一瞬にして瞳にパカっとはめました。
「高価なものだから絶ッ対になくしちゃいけないの」
と、よく見えるようになった目をパチパチして、自分自身に言い聞かせるように言っていた声が耳によみがえります。
ムスメもその年齢に達したわけです。
老眼以外のメガネに無縁のオカーサン(ワタシです)はコンタクトレンズの入手法に明るくなく、とりあえず眼科に連れて行って処方箋をもらい、紹介されたメガネ屋さんに行きました。
そのメガネ屋さんは懇切丁寧につけ方をおしえてくださる、とのこと。ムスメの期待と不安の高まるまいことか。
片方の手で眉毛のほうから上まぶたを上げ、利き腕の中指でアカンベーしたところへすかさず人差し指でパカッとさしこむ、というのを、何度もシュミレーションします。
ところがムスメは瞳がどうっしても閉じちゃう。
「そうじゃなくてこう」
と、お店の方はご自分の眼球を生々しくむき出してお手本を見せてくださいます。
よく、コンタクトレンズをつけたまま眠ってレンズが眼球の反対側にまわっちゃった、なんてオソロシいハナシを耳にしますが、あれはハナシ半分で、たいていは瞳からそう遠くないまぶたの内側の白目に貼りついているものだそうです。
ムスメはふとした拍子に片目だけ成功。
メガネなしでこんなにくっきり見える、と、片目であたりを見回して大感動です。
とはいえ、片目だけではどうにもならず、お試し用を家に持ち帰って練習することになりました。しかし、鏡をニラみつけてアッカンベーしているまぶたがどうがんばっても閉じ加減になる。
こういうとき、最近の子はyoutubeで研究するものなんですネ。コンタクトレンズのつけ方を解説している映像がいくつもあり、これらをじーと見ていたようでした。
そのひとつを採用し、まず鏡に向かって斜めに座わりました。その斜めっぷりといったら、滝クリもかくや。
で、鏡に写っている白目のところにペタっとやり(白目のところだとなぜかちっともこわくないんだそう)、しかるのちに鏡の一点を凝視しながらすうっと正面を向くとアラ不思議、コンタクトレンズはしぜーんとずれて瞳の上におさまる。
コンタクトレンズになったら、体育の時間にメガネを気にしいしい身体を動かさないとならないわずらわしさから完全解放されたそうです。
日本でも報道されたようですが、セーヌ河の水かさがまだまだ増すようです。1982年以来だそうです。
前菜は、トマトとオイルサーディンのサラダ
主菜は、鶏ロースト、じゃがいもロースト、いんげん塩茹で゛