立ち呑み日記・猫カフェ [おでかけ]

猫カフェへ、12歳のムスメにせがまれて行きました。猫カフェ、みなさんご存知ですか? カフェの室内に猫が放し飼いになっていて、好きにさわっていい。

やはりフランス人と結婚して夏の一時帰国中の旧友が、
「ムスメにせがまれて行ってきた」
と、フェイスブックに写真を載せているのをうちのムスメに何気なく見せたら、
「わたしも! わたしも!」
と、なったわけです。

旧友によると渋谷のこの猫カフェは世界的に知られ、満席のお客の半分が外国人観光客だったそうな。

電話で問い合わせてみたところ、夏休みは子ども連れと外国人観光客で長々と行列が出来る場合もあるというので、大いに焦ります。

朝イチなら比較的空いているそうで、ギュウ詰めの通勤電車にもまれて行く覚悟です。猫をさわるだけというのに、大ごとになって来ました。

「でも早い時間のほうが猫も動いてくれるんじゃないかしら」
とは、先の旧友。

旧友母娘は午後になんとか入ることはできたものの、猫は夜行性なのでいずれみなヒルネの真っ最中で、期待していたような媚びや動きはそんなには見られなかったと言うんです。

(過度の期待は禁物)
と、こちらも肝に銘じます。

「カフェ」といっても靴を脱いでスリッパで入るフローリングの八畳間くらいのスペース。

先客は日本人母娘がひと組に英語圏の家族連れおよびフランス語圏の若いカップル、そこへ日仏混合母娘(ワタシとムスメです)が加わります。

猫は8匹ほど。アメリカンショートヘア、スコティッシュ、ロシアンブルーなどいずれも血筋晴れがましく、猫好きにはこたえられないだろうなあ・・と、思いましたヨ。

料金は30分500円に別途飲み物500円、飲み物には小さなクッキーとチョコレートがつきます。

オーダーももどかしく、ムスメはさっそくクッションに丸くなっている猫に手を伸ばしました。が、
「首輪がついている子は本日病気療養中ですので触らないでください」
とのことで、全部が全部にさわっていいものでもないようです。

猫たちは「接客業」と心得ているのか、みんなずいぶん大人しいなあと感心しちゃいました。ギャアギャアわめいたり、走り回ったり、どの猫もまるでしない。

ワルガキ出現以前、うちにもミツという雑種の黒猫がいたんですが、ミツは来客というと傍若無人にニオイをかぎまわり、時に切羽詰まったごとく家の中をぐるぐる走り回ったものですが、そういう落ち着きのない猫など一匹たりッとも、いません。

眠っているところをナデナデすると、ウンともスンとも言わずされるがまま丸くなっている。

小半時間ほど過ぎたところで、英語圏の家族連れとフランス語圏のカップルがたいそう満足した表情で帰って行きました。

それにしても、欧米で飼い猫などそうめずらしくないはずなんですが、「猫さわり放題のカフェ」というコンセプトだからこそこれだけ人気なのでしょうネ。

われわれも小一時間、ぬいぐるみのようにコトリともしないあの猫この猫をナデナデして退却とあいなったんですが、入れ違いに、太い二の腕のタトゥーも荒々しいロシア青年三人連れがちんまりとスリッパ履きになって入って来ました。


P1000007.JPG
見てるとこちらも眠くなってきました。

前菜は、トマトサラダ、シュウマイ
主菜は、ハンバーグステーキ、スパゲッティナポリタン、ブロッコリー塩茹で


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