立ち呑み日記・マラソン日和 [おでかけ]
日曜の午前中、公園のそばにさしかかったら、ありゃま、いったい何の交通規制だか・・
・・と、思うそばから、ゼッケンをつけた善男善女が次から次へと走って来ました。いずれみなみなさま足に憶えのある様子。
そのなかでも、シロート目(ワタシの目です)でさえ一周早いとわかる男性数名が、すっすっすっすっという足取りも軽やかにごぼう抜きに走り去りました。
均等に動く腕と脚の美しいこと。
牛肉にたとえるのもあれですけど、極上の銘柄牛やなんかの対極ですネ。霜降りなど微塵もない、みっしりした筋肉。
それでもこの方々はアマチュア選手だからこそ走って行くさまを一人一人に目をしかと留めて眺められましたが、これがオリンピック級の選手ともなると目にもとまらぬ速さです。
十年ほど前になりますが、パリで開催された世界陸上のマラソンで、うちから目と鼻の大通りがコースになったんです。
野口みずき選手を、千葉真子選手を肉眼でひと目見ようと、テレビの生中継でころあいをはかって沿道に出てみたんですね。
オートバイの先導でいよいよやって来ましたが、その速いことといったらオハナシにならず。
一秒なりとも選手に視線を留めておくことかなわず。野口みずき選手も千葉真子選手も判別つかぬまま、あッという間に走り去って行きました。
住んでいながらちっとも知りませんでしたが、パリではわりにしょっちゅうマラソン大会が開催されているんですネ。
この日曜日も、このほかにパリとヴェルサイユを結ぶ大がかりな大会が開催されていたもよう。
エッフェル塔のふもとから始まりヴェルサイユ宮殿でゴールする沿道の風景も楽しい大会で、毎年25000人もの参加者があるそうです。
走るのが趣味という人、最近とみに多くないですか? ワタシのまわりでも七、八人の友人の名をゆうにあげられるほどです。
「たまたま走ってみたら意外に楽しかったのが始まり」
と、彼ら彼女らは口をそろえます。
が、そこから先の楽しみ方が男性と女性では違うような気が、しないでもないです。
女性の友人によると、日々走るコースの街路樹が新緑から濃緑へ、そして木の葉が落ちて・・と、日々刻々と変わっていくさまを眺めながらマイペースで走るのがなんとも楽しいそう。
「そのマイペースのね、」
と、それをうけて言うのは男性の友人。「タイムが縮まっていくのがすごくうれしいんだ」
自分は地元を走ってはいるものの、皇居周辺を歩行者を突き飛ばす勢いで弾丸のごとくとばしているランナーの気持ちが
「よおく理解できる」
とさえ、言い切ります。
この友人は東京マラソンなど大きな大会に幾度も出場しましたが、ある時大きく下回るタイムを出して年齢からくる衰えを実感し、失意のうちにマラソンの趣味をやめたそうな。
走れば楽しいのだろうなあ、
と、ワタシも思わないこともないんですが、スーパーがまもなく閉店時間とかの理由もなしに走るのはやっぱり、二の足を踏んじゃいます。
デカルト・スシ。哲学的スシであります。
前菜は、アボカド、レモンで
主菜は、残り肉入り鶏ガラ(これも残り物)出汁のカレーライス、いんげん塩茹で、
・・と、思うそばから、ゼッケンをつけた善男善女が次から次へと走って来ました。いずれみなみなさま足に憶えのある様子。
そのなかでも、シロート目(ワタシの目です)でさえ一周早いとわかる男性数名が、すっすっすっすっという足取りも軽やかにごぼう抜きに走り去りました。
均等に動く腕と脚の美しいこと。
牛肉にたとえるのもあれですけど、極上の銘柄牛やなんかの対極ですネ。霜降りなど微塵もない、みっしりした筋肉。
それでもこの方々はアマチュア選手だからこそ走って行くさまを一人一人に目をしかと留めて眺められましたが、これがオリンピック級の選手ともなると目にもとまらぬ速さです。
十年ほど前になりますが、パリで開催された世界陸上のマラソンで、うちから目と鼻の大通りがコースになったんです。
野口みずき選手を、千葉真子選手を肉眼でひと目見ようと、テレビの生中継でころあいをはかって沿道に出てみたんですね。
オートバイの先導でいよいよやって来ましたが、その速いことといったらオハナシにならず。
一秒なりとも選手に視線を留めておくことかなわず。野口みずき選手も千葉真子選手も判別つかぬまま、あッという間に走り去って行きました。
住んでいながらちっとも知りませんでしたが、パリではわりにしょっちゅうマラソン大会が開催されているんですネ。
この日曜日も、このほかにパリとヴェルサイユを結ぶ大がかりな大会が開催されていたもよう。
エッフェル塔のふもとから始まりヴェルサイユ宮殿でゴールする沿道の風景も楽しい大会で、毎年25000人もの参加者があるそうです。
走るのが趣味という人、最近とみに多くないですか? ワタシのまわりでも七、八人の友人の名をゆうにあげられるほどです。
「たまたま走ってみたら意外に楽しかったのが始まり」
と、彼ら彼女らは口をそろえます。
が、そこから先の楽しみ方が男性と女性では違うような気が、しないでもないです。
女性の友人によると、日々走るコースの街路樹が新緑から濃緑へ、そして木の葉が落ちて・・と、日々刻々と変わっていくさまを眺めながらマイペースで走るのがなんとも楽しいそう。
「そのマイペースのね、」
と、それをうけて言うのは男性の友人。「タイムが縮まっていくのがすごくうれしいんだ」
自分は地元を走ってはいるものの、皇居周辺を歩行者を突き飛ばす勢いで弾丸のごとくとばしているランナーの気持ちが
「よおく理解できる」
とさえ、言い切ります。
この友人は東京マラソンなど大きな大会に幾度も出場しましたが、ある時大きく下回るタイムを出して年齢からくる衰えを実感し、失意のうちにマラソンの趣味をやめたそうな。
走れば楽しいのだろうなあ、
と、ワタシも思わないこともないんですが、スーパーがまもなく閉店時間とかの理由もなしに走るのはやっぱり、二の足を踏んじゃいます。
デカルト・スシ。哲学的スシであります。
前菜は、アボカド、レモンで
主菜は、残り肉入り鶏ガラ(これも残り物)出汁のカレーライス、いんげん塩茹で、
2014-09-29 06:22
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