立ち呑み日記・アンニュイ・・ [追究]
なにもカタカナ語で言わなくとも日本語でいいのではと思うビジネス単語ベスト10、という記事を読みました。
ベスト3は、これです。
1位 リスペクト
2位 メルシー
3位 カンファレンス
ビシネスの場で「メルシー」なんて言うんですネ、ちょっと意外。万事英語ばやりのご時世で、なぜフランス語を採用していただけたんだか。
「課長、資料がそろいました」
「メルシー!」
なんていうシーン、ひと昔前なら給湯室で鼻白まれ、課長はキザ男の烙印を押されるばかりだったような気がしますが。
「昔も今もなく日本語の『ありがとう』でいいっつってるの」
というお声が聞こえてきたようですが。
しかり。そういう記事でした。でも3位の「カンファレンス」は医療や学術の業界用語のような気がしないでもないです。
堂々1位の「リスペクト」はどうでしょうか。この言葉、日本語に戻そうにも相応の日本語がない気がします。
「オレ、開発部の片山さんのことリスペクトしてるんだ」
と、いうふうに使うのでありましょうが、では「オレ」は片山さんを「尊敬」しているかというと、必ずしもそうとは言えない。
尊敬といったらエジソンやら福沢諭吉やらに抱くような全幅の敬服で、片山さんに対してはそこまでの崇拝はない。
一目置いている、というのが一番近いと思うんですが、その上から目線ではなく、対等の立ち位置から
敬意を示しているのが「リスペクト」、ではありますまいか。
そうやって考えると、カタカナ語を目の仇にするものでもない気がしてきます。
カッコイイと思うカタカナ語は何?
という、中高生向けのフォーラムを見つけました。
カオス、アポカリプス、サンクチュアリ、レーゾンテートル、アイデンティティー等々、なるほど中二病ここに極まれり。
エレジー、ラプソディー、スケルツォ等、音楽用語が多いのは、思春期は音楽に目覚め没頭する時期だからでありましょう。
「ドロップス」を挙げている人が複数いたんですが、これ、オバサン(ワタシです)には分かりかねます。
サクマ式ドロップスのどのへんがカッコイイの?
目を凝らし、ずらららーっと列挙されているカタカナ語を追っていて気づいたんですが、ワタシらがカッコイイと思いこみさんッざん口にした、
アンニュイ
が、入ってない。
「メランコリー」はでも何度となく挙がってるんですヨ。
当時は日本経済に青空が広がる時代だったからこそ
「アンニュイ・・」
などとお気楽に気取っていられたのが、バブル経済を越え低迷するばかりの世の中となったあかつきには、メランコリー(気鬱)は時代の空気となじみやすいものの、倦怠などただの「うんざり感」、なの、やも、しれません。
ネットカフェにこもって「アンニュイ・・」とつぶやくばかりの若者、とこう考えてみればわかりますが、オシャレどころかシャレにならない状況です。
では逆に、カタカナで言ってもいいのに日本語で言うほうがカッコイイ言葉って、どうでしょう。
シャンパン、なんかそれ。
「泡」
と、フェイスブックの投稿などではみなさん手慣れた感じにそう呼んでおられます。
信号でパチリ。この秋は暖かでしたが、いよいよ寒くなって来ました。
前菜は、カボチャのポタージュ
主菜は、仔牛エスカロップ(薄切りステーキ)のクリームソース、ニンニク風味じゃがいもピューレ、いんげん塩茹で
ベスト3は、これです。
1位 リスペクト
2位 メルシー
3位 カンファレンス
ビシネスの場で「メルシー」なんて言うんですネ、ちょっと意外。万事英語ばやりのご時世で、なぜフランス語を採用していただけたんだか。
「課長、資料がそろいました」
「メルシー!」
なんていうシーン、ひと昔前なら給湯室で鼻白まれ、課長はキザ男の烙印を押されるばかりだったような気がしますが。
「昔も今もなく日本語の『ありがとう』でいいっつってるの」
というお声が聞こえてきたようですが。
しかり。そういう記事でした。でも3位の「カンファレンス」は医療や学術の業界用語のような気がしないでもないです。
堂々1位の「リスペクト」はどうでしょうか。この言葉、日本語に戻そうにも相応の日本語がない気がします。
「オレ、開発部の片山さんのことリスペクトしてるんだ」
と、いうふうに使うのでありましょうが、では「オレ」は片山さんを「尊敬」しているかというと、必ずしもそうとは言えない。
尊敬といったらエジソンやら福沢諭吉やらに抱くような全幅の敬服で、片山さんに対してはそこまでの崇拝はない。
一目置いている、というのが一番近いと思うんですが、その上から目線ではなく、対等の立ち位置から
敬意を示しているのが「リスペクト」、ではありますまいか。
そうやって考えると、カタカナ語を目の仇にするものでもない気がしてきます。
カッコイイと思うカタカナ語は何?
という、中高生向けのフォーラムを見つけました。
カオス、アポカリプス、サンクチュアリ、レーゾンテートル、アイデンティティー等々、なるほど中二病ここに極まれり。
エレジー、ラプソディー、スケルツォ等、音楽用語が多いのは、思春期は音楽に目覚め没頭する時期だからでありましょう。
「ドロップス」を挙げている人が複数いたんですが、これ、オバサン(ワタシです)には分かりかねます。
サクマ式ドロップスのどのへんがカッコイイの?
目を凝らし、ずらららーっと列挙されているカタカナ語を追っていて気づいたんですが、ワタシらがカッコイイと思いこみさんッざん口にした、
アンニュイ
が、入ってない。
「メランコリー」はでも何度となく挙がってるんですヨ。
当時は日本経済に青空が広がる時代だったからこそ
「アンニュイ・・」
などとお気楽に気取っていられたのが、バブル経済を越え低迷するばかりの世の中となったあかつきには、メランコリー(気鬱)は時代の空気となじみやすいものの、倦怠などただの「うんざり感」、なの、やも、しれません。
ネットカフェにこもって「アンニュイ・・」とつぶやくばかりの若者、とこう考えてみればわかりますが、オシャレどころかシャレにならない状況です。
では逆に、カタカナで言ってもいいのに日本語で言うほうがカッコイイ言葉って、どうでしょう。
シャンパン、なんかそれ。
「泡」
と、フェイスブックの投稿などではみなさん手慣れた感じにそう呼んでおられます。
信号でパチリ。この秋は暖かでしたが、いよいよ寒くなって来ました。
前菜は、カボチャのポタージュ
主菜は、仔牛エスカロップ(薄切りステーキ)のクリームソース、ニンニク風味じゃがいもピューレ、いんげん塩茹で
2015-11-26 07:20
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