立ち呑み日記・テロと水漏れ [困った!]

テロとシリア空爆で戦々恐々としているご時世というのにまことにもってあれなんですけど・・

「国家緊急事態」が宣言された日、息をつめてニュースにかじりついていたまさにその時のこと、台所で水漏れが、したんですよねえ・・

実をいいますと3.11もそうでした。こうなると偶然では片付けられますまい。世に大惨事が起こるとなぜッ、うちの水まわりに余波が及ぶのか。

「なんじゃこりゃあ」
と、日本語に直すとこう、ジーパン刑事もかくやという声をフランス人のオットがあげたので、何ごとと見れば足元に広大な水たまりです。

階下にしたたれば保険屋さんを巻き込んでの大問題ですから、手じかの布巾を総動員させて応急処置。

諸悪の根源はたいてい、排水管の流れがよくないところへ食器洗い機が一気に排水したときに管の継ぎ目からあふれ出るせいなんですが、今回は別の理由によることが、いつも来てくれる配管工さんによって明らかになりました。

配管工さんはシンクにジャーと水を流して耳をすませ、配管工さんいうところの「水道管のゲップ」がグルッグルッグルッと小気味よく聞こえたところで、
「元凶は食器洗い機本体だね」

あーついに来たかと諦観しましたね。

今いちど食器洗い機のスイッチを入れると案の定、排水の段階になったら扉の下方から水がジュワー・・

扉内側のゴムがダメになった。

何年前だったか、まったく同様の水漏れでメーカーに紹介された修理屋さんに来てもらったことがあるんです。

「次に同じことが起きたら買い替えですよ」
と、そのとき宣告されました。

昨今の電化製品の寿命は5年、もって7年、と、このとき修理屋さん。
「うちはドイツメーカーだから品質万全だけど寿命は寿命だからね」

修理屋さんによると、購入時にメーカー保証の2年間が過ぎてからの有料の保険をすすめられるだろうが、
「これが良し悪しなんだな」

人差し指のピストルをこめかみにあてて
「ロシアンルーレットみたいなもの」
とさえおっしゃいます。

扉内側のゴムがイカれてくるのがだいたい4年めからで食器洗い機の不具合の多くはこれ、にもかわらず、これは故障でなく「摩耗」なので保険の対象にはならない、ゆえに掛け損の印象のみ残るそうな。

(よかったー保険かけとかなくて)
と、胸をなでおろしつつ安くない修理代を支払いました。

うちの食器洗い機は世紀をまたいだ16年選手、別れとはさみしいなあ・・と、感慨にふけっていてはいつまでたっても日に三度お皿の手洗いをしないとならない。

おっとりがたなで量販店へ繰り出します。

簡単に見つくろえると思ったら、うちのはビルトイン式なので、扉の化粧板をどうするかであたふたしちゃいました。

量販店では化粧板なしの姿でしか買えないとのこと。

「アーラ、ねじまわしで自分でつけ替えればいいのヨ」
と、年季の入った女性店員さんが扉のどこにネジがあるのか細かくおしえてくれたので、なんとかなりそうです。

ただ、この女性店員さんには大変申し訳ないんですが、あとで調べてみたら別の量販店に種類が多いことがわかり、浮気してそちらで買うことにしました。


P1000160.JPG
 明日はここにマルシェがたちます。暗くてなんだか真夜中みたいですけど夕方6時。日が短くなりました。

前菜は、トマトとオイルサーディンのサラダ
主菜は、焼いたメルゲーズ(羊肉のピリ辛生ソーセージ)を添えたなんちゃってクスクス



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