立ち呑み日記・時間との戦い [ワルガキ]

「キッザニア」に、ワルガキ二匹連れて行ってきました。初回からもう何回目になるのか、日本に一時帰国するたびに行っています。

「目の色変えて」
というありさまで当初は時間との戦いにかけずりましたが、二匹も大きくなってきてなかなか堂に入ったものになってきました。

とはいえ時間との戦いは今回も同じ。「キッザニア」は滞在時間が6時間(夕方からの2部は5時間)という時間制限があるんです。

「お仕事」はそれぞれ30分ほど、うんと効率よくいけば11~12の「お仕事」ができます。子ども2人大人1人で1万円弱という入場料のモトをとるために、オカーサンはどうしたって必死になるわけです。

オトーサンというのはそんなには目の色変わりませんね。子どもが楽しく過ごせたらそれでいいじゃない、という、大らかさがある、ような、気がします。

「パン工房なんてのがあるよ」
と、大らかに立ちどまって、大らかに館内地図を広げてたり、する。

そのパン工房はどこなのよッ、と、オカーサンは子どもの手を引っ張って右に左に動き回る。

パンやピザなど食べ物づくりの「お仕事」は人気が高く、うかうかしていると60分待ちがザラです。幸い夏休み前の平日で、すいているほうでした。

海外からの一時帰国組なのか、うちのような混血の子がけっこういましたヨ。日本の夏休みが始まる前の空いている時期に行っておこうと、考えることはみなおなじ。

幼稚園、小学校、中学校の団体さんもそれぞれいました。団体さんはオカーサン連れとは行動パターンが異なります。

2~3人から5~6人のグループになり、ああでもないこうでもないとしゃべりながらブースをのぞきこみ、やっぱりやめて次へ行き、またまた決断つかずもうひとつ別へ行く。

やりたい「お仕事」を探すのではダメなの、今やれる「お仕事」を見つけてサッと入るの、と、コツをおしえてあげたい心境。

が、ここが「キッザニア」が楽しみな子どもと「キッザニア」でモトとりたい大人(というかオカーサン)の違いでありましょう。

「これやりたくない」
と、二匹も、せっかく見つけた待ち時間15分以内の「お仕事」を、拒否する。

「せっかくなんだからやンなさいッ」
と、大いに肩を押すんですが、やりたくないもなァやりたくない。

仕方ないわねえまったく、と、むかっ腹抑えて大急ぎで次を探すことになります。

その通りすがりの休憩用テーブル席では小学生の一団が自分で作ったハンバーガーをのーんびりぱくつき、あまつさえトランプに興じているテーブルさえ、ある。

中学生は証券会社や裁判所に、グループの姿がありました。

彼らは、結局ひとつかふたつかせいぜいみっつほどの「お仕事」しかできないと思うんですが、後々まで
「証券会社と裁判所とハンバーガーショップのお仕事、楽しかったなあ・・」
と、明快に思い出すことでしょう。

そのほうが良いのかもしれませんネ。

なにしろ2匹など、オカーサン(ワタシです)の采配で10もの「お仕事」をこなしましたが、「一日楽しかった」と感じているのは確かなものの今回何をやったかこんがらかってるみたいなんです。


P1020379.JPG
紫陽花の季節も終わり。フランスの紫陽花は夏の花で7月8月が盛りです。

前菜は、トマトとスイートコーンのサラダ、卵焼き、山葵漬け
主菜は、鰯(いわし)の塩焼き、ブロッコリー、ポテトサラダ

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