立ち呑み日記・おかわり!
残り肉をほぐして晩ごはんにミートソースをつくりました。スパゲッティー・ミートソース、これ嫌いな人いないですよネ。
オカーサン(ワタシです)も、夜に炭水化物ガツンというのもどうかと思いましたけどひと口食べたらとまらなくなりました。そして、オナカイッパイのイーッパイに、なった。
していいことと悪いことがある・・と、ワキ腹つかんで猛省しながら不意に思ったんですが・・
「おかわり!」って言いながらお茶碗差し出す子どもって、最近いるのかナ。
われわれ小さいころやりましたよネ。
「おかわりィー!」
たんとお食べ、と、同居のとしよりが目を細め、オカーサン(われわれのオカーサンです)はハイハイとちゃぶ台の中空に差し出されたお茶碗を両手で受け、自分の横に置いたお櫃(ひつ)からご飯をよそってまたハイとちゃぶ台の中空で手渡してくれる。
毎食のことでした。つまり二膳食べるのがふつうだった。
たしか、一膳だけだとおとむらいの「一膳めし」と同じで縁起でもないから、たとえおなかいっぱいでも形だけは二膳いただくもの、ではなかったでしたっけ。
「おかわり!」しないで「ごちそうさま」すると同居の祖父がすかさずこのこと言い出したもンです。
終戦直後の大ベストセラー『ノンちゃん雲に乗る』にも、朝ごはんにノンちゃんは
いつもと同じように二膳きちんと食べました。
という一文があったように思います。
ノンちゃんは小さい女の子でしかも病み上がり、遠出に連れて行ってもらうはずの日に健康の大事をとっておいてけぼりにされることとなり、その朝、くやし涙でのどが詰まりそうになりながら食べる朝ごはんの光景です。
(ヘーエ、それでも「おかわり!」するんだ・・)
と、この本を読んだ小学校高学年のころ感心した憶えがあります。
このころワタシはもう「おかわり!」をしなくなってました。
祖父もまた一膳めしのことを、
「むかしはそう言ったもンだがね」
と、ぼそっとつぶやくだけになっていた。
高度成長期とともにおかずの量が増えた結果でありましょう。肥満児、なんてことも喧(けん)伝され、「おかわり!」が元気の源とも考えられなくなったのだと思います。
NHK・BSに「おかわり! にっぽん」という番組があるそうで、そのHPの紹介の一文は、こうです。
「思わずご飯を『おかわり!』したくなる全国各地の旬の素材を探し出し」・・・・
「思わず」おかわり! したくなる、というところに、今日における「おかわり!」の状況が端的に表れてないでしょうか。
すなわち特別なことがない限り、普段は「おかわり!」しない。
「おかわり!」
と、白いご飯のあるときにワルガキ二匹が言い出したら、
「まずお皿のものを終わらせてからッ」
と、ワタシなど厳格なる条件をつけます。
さて家族みんなの大好物スパゲッティー・ミートソース、「おかわり!」がでるかと思ったらさにあらず、
「残していい? オカーサン盛りすぎ」
仕方ない、オナカイッパイなれどもったいない、オカーサンが片付けました(子どもの食べ残しは蓄積カロリーにはカウントされない)。
花が咲いているのを見つけるとうれしいです。
前菜は、イクラのカナッペ、フムス(ヒヨコ豆ペースト)、トマトサラダ
主菜は、鶏ロースト、じゃがいもロースト、いんげん塩茹で、グリーンサラダ
オカーサン(ワタシです)も、夜に炭水化物ガツンというのもどうかと思いましたけどひと口食べたらとまらなくなりました。そして、オナカイッパイのイーッパイに、なった。
していいことと悪いことがある・・と、ワキ腹つかんで猛省しながら不意に思ったんですが・・
「おかわり!」って言いながらお茶碗差し出す子どもって、最近いるのかナ。
われわれ小さいころやりましたよネ。
「おかわりィー!」
たんとお食べ、と、同居のとしよりが目を細め、オカーサン(われわれのオカーサンです)はハイハイとちゃぶ台の中空に差し出されたお茶碗を両手で受け、自分の横に置いたお櫃(ひつ)からご飯をよそってまたハイとちゃぶ台の中空で手渡してくれる。
毎食のことでした。つまり二膳食べるのがふつうだった。
たしか、一膳だけだとおとむらいの「一膳めし」と同じで縁起でもないから、たとえおなかいっぱいでも形だけは二膳いただくもの、ではなかったでしたっけ。
「おかわり!」しないで「ごちそうさま」すると同居の祖父がすかさずこのこと言い出したもンです。
終戦直後の大ベストセラー『ノンちゃん雲に乗る』にも、朝ごはんにノンちゃんは
いつもと同じように二膳きちんと食べました。
という一文があったように思います。
ノンちゃんは小さい女の子でしかも病み上がり、遠出に連れて行ってもらうはずの日に健康の大事をとっておいてけぼりにされることとなり、その朝、くやし涙でのどが詰まりそうになりながら食べる朝ごはんの光景です。
(ヘーエ、それでも「おかわり!」するんだ・・)
と、この本を読んだ小学校高学年のころ感心した憶えがあります。
このころワタシはもう「おかわり!」をしなくなってました。
祖父もまた一膳めしのことを、
「むかしはそう言ったもンだがね」
と、ぼそっとつぶやくだけになっていた。
高度成長期とともにおかずの量が増えた結果でありましょう。肥満児、なんてことも喧(けん)伝され、「おかわり!」が元気の源とも考えられなくなったのだと思います。
NHK・BSに「おかわり! にっぽん」という番組があるそうで、そのHPの紹介の一文は、こうです。
「思わずご飯を『おかわり!』したくなる全国各地の旬の素材を探し出し」・・・・
「思わず」おかわり! したくなる、というところに、今日における「おかわり!」の状況が端的に表れてないでしょうか。
すなわち特別なことがない限り、普段は「おかわり!」しない。
「おかわり!」
と、白いご飯のあるときにワルガキ二匹が言い出したら、
「まずお皿のものを終わらせてからッ」
と、ワタシなど厳格なる条件をつけます。
さて家族みんなの大好物スパゲッティー・ミートソース、「おかわり!」がでるかと思ったらさにあらず、
「残していい? オカーサン盛りすぎ」
仕方ない、オナカイッパイなれどもったいない、オカーサンが片付けました(子どもの食べ残しは蓄積カロリーにはカウントされない)。
花が咲いているのを見つけるとうれしいです。
前菜は、イクラのカナッペ、フムス(ヒヨコ豆ペースト)、トマトサラダ
主菜は、鶏ロースト、じゃがいもロースト、いんげん塩茹で、グリーンサラダ
2015-03-30 03:05
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