立ち呑み日記・鬼と悪魔 [追究]

フェイスブックに上がって来たコンビニの恵方巻予約承りの広告を眺めながらつらつら考えた。鬼と悪魔じゃ、どっちのほうが強いのかナ・・

・・と考えるそばから、鬼が形勢不利なんじゃないかと思い始めました。だってホラ、怒るオカーサンと並べたら一目瞭然です。

「鬼よりコワイ」
と、うちのワルガキ二匹も断言します。

鬼は迫力があるようでいて、その実ここというパンチに欠けていた。

体格はがっちり型なんですけどね。「泣いた赤鬼」がそうですが、情に流される性分もあり鬼はちょっと守備が甘いです。

服装からしてあれですもんねえ・・

鬼のパンツといったら虎の毛皮で出来ていて「つよいぞー」ということになってますが、よく見れば半裸。

全身豹(ひょう)柄にくるまれた大阪のオカーサンが怒るド迫力と比べたら、どちらに軍配が上がるかなど一目瞭然です。

そこいくと悪魔は全裸ではありながら鋭角な角(つの)と羽を持ち、パンツ履いてないなどつゆとも気づかせません。痩せ型で、邪悪で、冷徹そのもの。

悪魔は高学歴、鬼はたたき上げ、とも、言えそうな気がします。悪魔はエリート、鬼は中間管理職。悪魔は数か国語に堪能、鬼は日本語かつかつ、で、あるとも言えると思います。

「泣ンぐ子いねがー?」
と、鬼はそれどころか郷土色丸出し。

「だからさー、それもありじゃん?」
なんていう東京弁さえ忌避する感じです。

今から十なん年前、自分の子どもに「悪魔」と名付けようとして役所に却下され、世をあげて喧々囂々(けんけんごうごう)となったことがありました。

鬼のほうは、「鬼束ちひろ」という美人有名人さえいます。これって悪魔と鬼のどちらへ軍配を上げるべきなんでしょうネ。

スポーツインターテーメント番組「SASUKE」で対決させてみたらどうでしょう。鬼は金棒ふりまわしてガチでいく。片や悪魔は悪知恵の限りを尽くした頭脳戦で立ち向かう。

来年のことを言うと鬼が笑い、「気が早いねえアハハ・・」と、その場がなごんでこちらにも笑いが出ますが、悪魔が笑うとなると凄みが出てオソロシイ・・

・・ということはやはり悪魔のほうが強そうですが。

「小悪魔」「やさしい悪魔」といったら、殿方を罠にかけ惑わせる妖艶な存在。「プラダを着た悪魔」なんていうのもありました。

しかしながら「鬼女」といえばリサーチ力万能です。

テレビ番組でいうなら、「悪魔くん」という白黒の30分ドラマがワタシが子どもの頃などゾクゾクするほどたのしみでした。

ホラ、主人公の男の子が「ジャイアントロボ」の主演でもあった。

が、「げげげの『鬼』太郎」もまたとおってもたのしみでしたから、これもまた甲乙つけがたいです。


PIC_0012.JPG
うんと狭い小路でパチリ。

前菜は、胡麻油をふった赤かぶサラダ
主菜は、さいの目七面鳥腿肉・ニンジン・ジャガイモとマカロニ(以上残り物)入りオムレツ、焼きパプリカ、じゃがいもソテー、グリーンサラダ





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