立ち呑み日記・拡大写真 [ランチ]

(アレレ?)
と、餃子の入った箱を見下ろして、絶句するほかありませんでした。

ただ今、池袋サンシャインビルにあるナムコナンジャタウンに、11歳のムスメのおともだち母娘ともども来ているところ。

子どもらは「パスポート」で好きにとびまわり、オカーサン二人は入場券のみで席をとって空調のきいた涼しい館内でお腹空かせ、お昼ごはんのひとときを今かと待ちます。

ナムコナンジャタウンは昭和30年代の街並みをよみがえらせた室内型テーマパークで、日本各地の名餃子店がひしめいていることで知られています。

昭和の時代の路地裏風に店が連なり、ビールケースを積み重ねたテーブルが並ぶ広いイートインコーナーがあります。

ずらりと並ぶ餃子の見本写真の、どれもおいしそうなこと。鉄板にジューッと押しつけて焦げ目のついたのが
拡大写真で、これでもかーッと並んでいます。

ただこの拡大写真が、いずれの店のも拡大がやや過ぎるキライがあるんですね。

「良く見えるように拡大してるだけで、勝手な実物大を想像されても困ります」
と、言われたらグウの音も出ないんですが。

買って目の当たりにしてみると、どの店のも(アレレ?)と、絶句するほどに、小さい。ホラ、ひと口餃子って、ありますよね。あれのさらにおちょぼ口版、とでもいいますか。

みんなでつまめるように、円形餃子1200円ナリというのから買ってみたんですヨ。円形のフライパンにぐるっと敷き詰められ、店頭の拡大写真で見ると、大皿ほどもあります。

他の店のも食べてみたいけどこれだけでオナカイッパイのイッパイになっちゃうんじゃないかという不安を抱えて待つこと数分、
「焼き上がりましたー」

ところが来てみたら、大皿どころか紙皿(中)にちんまり納まっているほどに、小さい。大人名子ども三名では、ほんの試食程度でおしまいになりました。子ども一名でこれに立ち向かったとしても、軽いおやつ程度の分量です。

さあそこから、オカーサン二名はお店をまわり、適宜買いもとめては席に戻ります。が、いずれもほーんのちょびちょび。

四コ入りひと箱の値段は高くもないですが、全員のお腹を充たすまでとなると
(こりゃ下手するとナン千円まで行っちゃうな)
ということがわかった時点で、即座に打ち止めを決めました。

釈然としないお腹を抱え、それでも子どもらは「パスポート」の恩恵をこうむりたいと、一目散にアトラクションへ駆け出します。

残されたオカーサン二名もまた釈然としないなりに凌(しの)げそうな気がしてきて、沙汰やみとなりました。

見回すとみなさん、おちょぼ口の餃子ひと皿に餃子どんぶりのようなご飯ものでお腹を充たしているもよう。あるいはかるーいつまみ代わりに一人あたり4コから8コとり、生ビール一杯と合わせる。あくまでテーマパークのアトラクションとして試食程度にたのしんでおられるもよう。

池袋サンシャインシティの中には食べ物屋がゴマンとありますしね。

帰り道、やっぱりお腹が空いてがまんできず、晩ごはん直前だというのに駅ナカで寄り道してスパゲッティ食べちゃいました(晩ごはんもちゃんと食べました)。


P1020523.JPG
無人駅って都内にもまだあるんですネ。

前菜は、メロン、プチトマト
主菜は、焼肉、ズッキーニとピーマンの鉄板焼き、スパゲッティーバジリコソース

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