立ち呑み日記・ワンタンの皮 [前菜]

カレーが鍋に少し残ったのでカレーサモサをつくりました。

サモサといってもワンタンの皮で代用です。近所のアジア食材店に行けば在仏中国人がパリ近郊で作っているそれを気軽に買えるんですヨ。50枚ぐらいも入っていて1ユーロ50(約220円)。

餃子のカワは置いてません。日本食材店へ行けば日本製の冷凍モノがある、の、かも、しれない。

日本の餃子のカワって日本仕様に出来てるんですってネ。焼き餃子用に特化していて、油をひいた鉄板で表面がカリッとなるように生地が練ってあるのだそうです。

本場中国は水餃子が主、皮はもう少し厚く、しかも各家庭で打ちます。

ワンタンの皮は本場も日本もスープに泳がせることを前提に練られ、かんすいが混ぜてあるので茹でると生地がツルンとしなやかになってラーメンの麺に似た風味が出ます。

中国人の知り合いにおしえてもらったところによると、ワンタンには正調の包み方があり、具を中央やや下方の真ん中に置いて筒状にくるみ、両耳の一部のみ前方で合わせるようにしてくっつけるのだそう。

こうすることで皮の幾か所かがポケット状になりスープがよくからむ、とまあそういう算段だそうです。

さて、こちらはフライパンで揚げ焼きにしたカレーサモサのおかげで鍋のカレーはすっかりはけましたが、かわりにワンタンの皮が残りました。

これが毎度悩みのタネなんですよねえ・・

ンなの普通にワンタンスープにするなり食べ方なんていくらでもあるでしょうが、と、思われるでしょうが(ワタシとて思います)、これがなかなか難儀なんです。

カレーサモサの翌日もサモサやら餃子やらだと
「えーまたー」
と、どうしてもうんざり感がつきまとうんですね。

そこで形をかえてラザニアにもしますが、それとて前回ワンタンの皮が残ったときに食べたところ。

仕方ない、とりあえず冷蔵庫で保留にして明日以降に持ち越そう・・・と、三、四日あっという間にたつうちに、あろうことかカビがポツポツ生えてくるんです。

悔恨、いかばかりか。涙をのんで捨てたこと、これまでに何度もありました。

そうなる前に一刻も早く食べ切らねばと焦るんですが、さてどうしたらいいものやら。揚げてスナックにする、スープで茹でて麺として食べる、などなど、アイデアならいッくらでもあります。

が、いずれもワンタンの皮の形状から
「えーまたー」の声。

「このテのついこないだ食べたばっかりじゃないのー」
という非難の温床になってくるんですね。

このジレンマを、世のみなみなさまはどう克服なさっているのか。

Yahoo知恵袋などをひもといても、レシピのアイデアはずららららっと上がっているものの、肝心の、似たようなおかずが続いたら飽きるという点に関して言及している返答はひとッつも見つかりませんでした。

悩みに悩み、残った皮で今度はツナとさいの目ズッキーニのマヨ和えを具にしたサモサにすることにしました。といいますか、冷蔵庫の残りものの都合上しぜーんとそうなった。

「えーまたー」に対しては、
「こないだはこないだ、今日は今日ッ」
でつっぱねるという方法でいくこととなります。


P1020200.JPG
いよいよ半そでを出しました。

前菜は、メロン
主菜は、牛挽き肉ステーキ、タリアテッラ(平麺パスタ)のトマトソース、カリフラワー塩茹で


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