立ち呑み日記・セーター再利用
ここにオットの古いセーターが、ある。
古いセーターは何枚も何枚も、もひとつ何枚もあるんですが、これは廃棄処分を(ワタシが)決めたセーターです。
なにしろひッどい虫食い。
イトーヨーカドーで買ったカシミアなんですが、しまいこんで気を許した隙に、やられました。機関銃で一斉射撃を受けたごとくです。
「着心地いいのになあ」
と、まだまだ未練たっぷりの、オット。
カシミアは一度その感触を知ると二度と普通のウールには戻れない、というほどの抜群の軽さとあたたかさが、ありますよネ。
うちで着る分には別にかまわないでしょ、と、オットは、一斉射撃のみならず肘に補強した肘あての周辺がザキザキにほころびて垂れ下がったなりを、つい先日まで着ていたんです(近所の買い物なんかもおそらくこのまま出かけた)。
今どき浮浪者だってこんなの着てません。
そこでオットのうらめしい目に見つめられつつゴミ袋にほうり込もうとしたら、あらまあカシミアってこんなにぼろぼろでもとっても軽くていい手触り。
クッションカバーにでもならないかしらん、と、急に思いたちました。
こういうお裁縫大好き、と、腕まくりする人と、できれば避けて通りたい、という人がいると思うんですが、ワタシは後者です。
ワタシら世代のオカーサン世代なら好きも嫌いもなく、花嫁修業として誰もがひと通りのみこんでいたもののようですが。
セーターの再利用など日常茶飯事で、ほどいた毛糸の編みぐせをとるのに火鉢でしゅんしゅんいっているヤカンに通している光景を、よく覚えています。
ヤカンの底でお湯をふつふつせ、上からヤカンの口に抜けるように毛糸をするするするっと通していって、湯気でちぢれを矯正するわけです。
セーター再利用、とこう検索してみると、ずららららっと出てきました。
世界中の人が同じこと思いついているようで、英語のサイトでもクッションカバーを紹介していました。それがまあどれもみんな、再利用とは思えないほど素敵なんですヨ。
だいいち、どの画像をくまなくじーと見ても、虫食いの形跡などひとッつも、見当たらない。新品のセーターをわざわざほどいたの? と、聞きたくなるほどです。
仕方ない、一斉射撃をひとつずつかがるところから始めましょうか。
縫い方を説明したサイトでは、二枚の正方形に裁断して縫い合わせていましたが、できるだけ簡便にと袖を切ったなりで縫い合わせたところ、あんがい簡単に触り心地のいいクッションが出来上がりました。
ただなんといいますか・・、『家畜人ヤプー』、って、ありましたよね。
沼正三という覆面作家の異色作で、日本男性が女性に奉仕するためだけに奴隷どころか機能としてのみ存在し、椅子やクッションにさえ、なる。
クッションの厚みが実物の胴体みたいで、なんといいますかその・・ちょっとあれです。
(やっぱり二枚の正方形に切るべきだったかもナ)
花屋の店先は季節がどんどん先へ行きますね。
前菜は、チコリとブルーチーズとリンゴのサラダ
主菜は、仔牛のロースト、根野菜入り炊き込みご飯、インゲン塩茹で、グリーンサラダ
古いセーターは何枚も何枚も、もひとつ何枚もあるんですが、これは廃棄処分を(ワタシが)決めたセーターです。
なにしろひッどい虫食い。
イトーヨーカドーで買ったカシミアなんですが、しまいこんで気を許した隙に、やられました。機関銃で一斉射撃を受けたごとくです。
「着心地いいのになあ」
と、まだまだ未練たっぷりの、オット。
カシミアは一度その感触を知ると二度と普通のウールには戻れない、というほどの抜群の軽さとあたたかさが、ありますよネ。
うちで着る分には別にかまわないでしょ、と、オットは、一斉射撃のみならず肘に補強した肘あての周辺がザキザキにほころびて垂れ下がったなりを、つい先日まで着ていたんです(近所の買い物なんかもおそらくこのまま出かけた)。
今どき浮浪者だってこんなの着てません。
そこでオットのうらめしい目に見つめられつつゴミ袋にほうり込もうとしたら、あらまあカシミアってこんなにぼろぼろでもとっても軽くていい手触り。
クッションカバーにでもならないかしらん、と、急に思いたちました。
こういうお裁縫大好き、と、腕まくりする人と、できれば避けて通りたい、という人がいると思うんですが、ワタシは後者です。
ワタシら世代のオカーサン世代なら好きも嫌いもなく、花嫁修業として誰もがひと通りのみこんでいたもののようですが。
セーターの再利用など日常茶飯事で、ほどいた毛糸の編みぐせをとるのに火鉢でしゅんしゅんいっているヤカンに通している光景を、よく覚えています。
ヤカンの底でお湯をふつふつせ、上からヤカンの口に抜けるように毛糸をするするするっと通していって、湯気でちぢれを矯正するわけです。
セーター再利用、とこう検索してみると、ずららららっと出てきました。
世界中の人が同じこと思いついているようで、英語のサイトでもクッションカバーを紹介していました。それがまあどれもみんな、再利用とは思えないほど素敵なんですヨ。
だいいち、どの画像をくまなくじーと見ても、虫食いの形跡などひとッつも、見当たらない。新品のセーターをわざわざほどいたの? と、聞きたくなるほどです。
仕方ない、一斉射撃をひとつずつかがるところから始めましょうか。
縫い方を説明したサイトでは、二枚の正方形に裁断して縫い合わせていましたが、できるだけ簡便にと袖を切ったなりで縫い合わせたところ、あんがい簡単に触り心地のいいクッションが出来上がりました。
ただなんといいますか・・、『家畜人ヤプー』、って、ありましたよね。
沼正三という覆面作家の異色作で、日本男性が女性に奉仕するためだけに奴隷どころか機能としてのみ存在し、椅子やクッションにさえ、なる。
クッションの厚みが実物の胴体みたいで、なんといいますかその・・ちょっとあれです。
(やっぱり二枚の正方形に切るべきだったかもナ)
花屋の店先は季節がどんどん先へ行きますね。
前菜は、チコリとブルーチーズとリンゴのサラダ
主菜は、仔牛のロースト、根野菜入り炊き込みご飯、インゲン塩茹で、グリーンサラダ
2013-04-30 01:33
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