立ち呑み日記・台所の熱燗 [食前酒]
ここのところグッと寒くなりました、
と、友人知人や、見知らぬブロガーのみなみなさまが、御日記にお綴りになり、また、つぶやいておられます。こちらパリも寒くなってきたんですが、みなみなさまの文章は、
だから今宵は熱燗にします
と、続きます。
日本酒かあ、うらやましいナ。なつかしい東京の街角の縄のれんが目に浮かんできます・・
「いらっしゃい、カウンターどうぞ」
と、うまい具合に席もとれたもよう(笑)。とりあえずビール、と、普段ならいくところですが、今夜は冷えるし、いきなり熱燗いっちゃいます。
間、髪を入れず、つきだしが来る。キンピラゴボウだったりすると、うれしいですネ。胡麻がたっぷりかかってるナ、などとしげしげながめるうちに、お銚子とオチョコがやってきます。
オチョコは、ぐい呑みを好まれる方もおられましょうが、選べるのならワタシは、唇にあたるところが薄手で口径が広めの、磁器の盃が好きです。
デワデワ、その口径の広い盃に、熱燗を、とくとくとく・・
これをそーっと口にもっていき、熱いところをきゅっと吸うわけです。かーっ、と、お酒が身体中にしみわたり、たまりません。
すぐさまもう一献、とくとくとく・・
ハァー・・さっきまでの冷えがウソのように、身体がポカポカぬくもってきます。よしその調子その調子、どんどんいきましょう。
かけつけ三杯め、とくとくとく・・
ようやく人心地ついて、つきだしに箸をつけ、あまから味が口中に満ちたところで、さらにもう一献、、
とくとくとく・・。
本格的なつまみは、壁のおしながきから、エート、もつ煮込みと、厚揚げ焼きと、季節の銀杏串焼き、おねがいしまーす・・
ところでみなさん、食堂のみ、って、ご存知ですか。
昭和の時代からあるような大衆食堂で、お酒をのむことだそうです。つまみは、一品料理のポテサラやハムエッグ、ハムカツなどなど。
ポテサラは、酢が利いて少々ゆるめで、キュウリなんかも入っていて欲しいなあ。これを割り箸で掻きとるようにして口にはこび、舌がひんやりしたところで、熱いところを、きゅっ。
・・と、そんなこんなをデレーッと考えていたら、熱燗のあつーいのが、のみたくてのみたくて、どうにもこうにも、たまらなくなりました。
日本から持ってきたのが一本くらい残ってなかったかな、と、押入れをゴソゴソすると、やれうれしや、黄桜1.5リットル紙パックを発見。
ホクホクとセロハンをひきちぎり、耐熱カップに一合とって、大急ぎでチンします。戸棚の奥から、徳利をひっぱりだし、そろいのオチョコも探し出しました。
で、オリーブをつまみに、きゅっとやったんですが、熱燗を、台所の立ち呑みというのも、なんですかこう、落魄(らくはく)、テナ気分になりました。
最近はカフェもテーブルに灰皿を置かなくなりました。
前菜は、野菜クリームポタージュ
主菜は、鱒(ます)のムニエル、じゃがいもピューレ、インゲン塩茹で
と、友人知人や、見知らぬブロガーのみなみなさまが、御日記にお綴りになり、また、つぶやいておられます。こちらパリも寒くなってきたんですが、みなみなさまの文章は、
だから今宵は熱燗にします
と、続きます。
日本酒かあ、うらやましいナ。なつかしい東京の街角の縄のれんが目に浮かんできます・・
「いらっしゃい、カウンターどうぞ」
と、うまい具合に席もとれたもよう(笑)。とりあえずビール、と、普段ならいくところですが、今夜は冷えるし、いきなり熱燗いっちゃいます。
間、髪を入れず、つきだしが来る。キンピラゴボウだったりすると、うれしいですネ。胡麻がたっぷりかかってるナ、などとしげしげながめるうちに、お銚子とオチョコがやってきます。
オチョコは、ぐい呑みを好まれる方もおられましょうが、選べるのならワタシは、唇にあたるところが薄手で口径が広めの、磁器の盃が好きです。
デワデワ、その口径の広い盃に、熱燗を、とくとくとく・・
これをそーっと口にもっていき、熱いところをきゅっと吸うわけです。かーっ、と、お酒が身体中にしみわたり、たまりません。
すぐさまもう一献、とくとくとく・・
ハァー・・さっきまでの冷えがウソのように、身体がポカポカぬくもってきます。よしその調子その調子、どんどんいきましょう。
かけつけ三杯め、とくとくとく・・
ようやく人心地ついて、つきだしに箸をつけ、あまから味が口中に満ちたところで、さらにもう一献、、
とくとくとく・・。
本格的なつまみは、壁のおしながきから、エート、もつ煮込みと、厚揚げ焼きと、季節の銀杏串焼き、おねがいしまーす・・
ところでみなさん、食堂のみ、って、ご存知ですか。
昭和の時代からあるような大衆食堂で、お酒をのむことだそうです。つまみは、一品料理のポテサラやハムエッグ、ハムカツなどなど。
ポテサラは、酢が利いて少々ゆるめで、キュウリなんかも入っていて欲しいなあ。これを割り箸で掻きとるようにして口にはこび、舌がひんやりしたところで、熱いところを、きゅっ。
・・と、そんなこんなをデレーッと考えていたら、熱燗のあつーいのが、のみたくてのみたくて、どうにもこうにも、たまらなくなりました。
日本から持ってきたのが一本くらい残ってなかったかな、と、押入れをゴソゴソすると、やれうれしや、黄桜1.5リットル紙パックを発見。
ホクホクとセロハンをひきちぎり、耐熱カップに一合とって、大急ぎでチンします。戸棚の奥から、徳利をひっぱりだし、そろいのオチョコも探し出しました。
で、オリーブをつまみに、きゅっとやったんですが、熱燗を、台所の立ち呑みというのも、なんですかこう、落魄(らくはく)、テナ気分になりました。
最近はカフェもテーブルに灰皿を置かなくなりました。
前菜は、野菜クリームポタージュ
主菜は、鱒(ます)のムニエル、じゃがいもピューレ、インゲン塩茹で
2011-11-23 01:48
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コメント(2)
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こんにちは!
パリの生活に憧れます☆彡
毎日おいしいワインをたくさん楽しめそうで♪
11月でしたらLes Trois Glorieusesとかいきたいなぁーって。
とはいえ、日本酒をお燗できゅっと飲んだり、食堂でポテサラを食べる今の生活も大好きです。
黄桜のパックは渋いチョイスですね!
by なゆ (2011-11-24 14:28)
おお、なゆさま、はじめまして! 居酒屋探訪記、ヨダレたらして拝読しております。黄桜、ほめられました。うれしー! こちらは安くておいしいワインならたっくさんあります。
by ぐちぐち (2011-11-25 02:56)