立ち呑み日記・輸入菓子 [おやつ]
「オカーサン、あれ、食べてみたかったんだ!」
と、アメリカ直輸入食料品店の前を通りがかったら、今あたかも店から出て来た青年の手元をこっそり指さす、14歳のムスメ。
青年は、その生真面目そうな風貌とはやや相容れない感じの子供向けイラストつき箱菓子をひとつ、つかんでいます。
フランスでは最近、お店で買ったものを提げるビニール袋をくれなくなりましたからね。
アメリカのスーパーならどこにでもあるようなどおってことない箱菓子ですが、フランスには入って来ていない商品です。
青年はなんでまたこれと狙って専門店までわざわざ買いに来たんだか。おやつの箱菓子なら近場のスーパーでいくらだって気軽に買えるのに。アメリカ直輸入となれば普及品の箱菓子とて値段がつり上がってしまうのは自明・・
・・と他人の買い物に首つっこむ間もなく、ムスメが店内へずんかずんか入って行ったので慌てて続きます。
ムスメはこういう外国のお菓子の存在をYoutubeで知ったらしいんですね。Youyubeには、見慣れないお菓子を食べてみて感想を言うシロウト動画のカテゴリーがあるんですヨ。
そのなかで、この箱菓子がひときわおいしそうだったそう。「Poptartsポップターツ」という名称で、フランス語読みなら「ポップタルト」。
タルトというぐらいでクッキーみたいな四角い土台にいかにも甘そうな白いクリームがべっとり塗られた写真が箱にあります。白いクリームには、これまたいかにもアメリカ風極彩色のチョコチップがパラパラパラッ。
これ、アメリカでは一般的な朝食で、給食にもひんぱんに出るのだそうな。
おねがい買っておねがい・・
と、ムスメに揉み手擦り手でかきくどかれ、仕方ない、お財布を開きました。輸入品だけあって8ユーロ(約1000円)もして、レジで少なからずの後悔がつきまといました。
さて、ムスメもまた箱むきだしで抱え、家路を急ぎます。
家に着くなり箱はいったんオカーサン(ワタシです)の手に渡り、エート・・と、目からうんと離して「食べ方」を読もうとこれつとめます。
なにしろ全面的にふだん慣れない英語。
やっとこさ2行ばかり読み進んだあたりで、待ちきれなくなったムスメがiPADをタッタカターと叩き、
「トースト、ないしは皿にとり電子レンジで3秒加熱、だってサ」
箱はずっしり持ち重みがして、中に小分け袋が四つ。そのひとつを開けるとクリームごってりの大判クラッカーみたいなのが二枚入ってました。
正直なところを申しますと、香料もあれで口に合わなそうな気配濃厚・・
とはいえそんなことはつゆとも口に出さず、電子レンジでチン。
♪イングリッシュマン・イン・ニューヨーク・・
と、英語の授業で習いたてを口ずさみながら、11歳のムスコも興味津々手を伸ばします。
・・・・・
と、モグモグしながら、いつもうるさい二匹がともにウンともスンとも言いませんでした。
(こりゃ残りはお菓子戸棚のこやしになるナ)
と、すぐさま判断がつきましたね。
ワタシとて残りを片付けるのはできれば遠慮したい。
でもなにしろ輸入菓子、高くついてますからねえ・・
輸入菓子を買った帰り道にパチリ。まもなく日が暮れます。
前菜は、ニンジン千切りサラダ
主菜は、牛挽き肉ステーキ、じゃがいものニンニクソテー、いんげん塩茹で、グリーンサラダ
と、アメリカ直輸入食料品店の前を通りがかったら、今あたかも店から出て来た青年の手元をこっそり指さす、14歳のムスメ。
青年は、その生真面目そうな風貌とはやや相容れない感じの子供向けイラストつき箱菓子をひとつ、つかんでいます。
フランスでは最近、お店で買ったものを提げるビニール袋をくれなくなりましたからね。
アメリカのスーパーならどこにでもあるようなどおってことない箱菓子ですが、フランスには入って来ていない商品です。
青年はなんでまたこれと狙って専門店までわざわざ買いに来たんだか。おやつの箱菓子なら近場のスーパーでいくらだって気軽に買えるのに。アメリカ直輸入となれば普及品の箱菓子とて値段がつり上がってしまうのは自明・・
・・と他人の買い物に首つっこむ間もなく、ムスメが店内へずんかずんか入って行ったので慌てて続きます。
ムスメはこういう外国のお菓子の存在をYoutubeで知ったらしいんですね。Youyubeには、見慣れないお菓子を食べてみて感想を言うシロウト動画のカテゴリーがあるんですヨ。
そのなかで、この箱菓子がひときわおいしそうだったそう。「Poptartsポップターツ」という名称で、フランス語読みなら「ポップタルト」。
タルトというぐらいでクッキーみたいな四角い土台にいかにも甘そうな白いクリームがべっとり塗られた写真が箱にあります。白いクリームには、これまたいかにもアメリカ風極彩色のチョコチップがパラパラパラッ。
これ、アメリカでは一般的な朝食で、給食にもひんぱんに出るのだそうな。
おねがい買っておねがい・・
と、ムスメに揉み手擦り手でかきくどかれ、仕方ない、お財布を開きました。輸入品だけあって8ユーロ(約1000円)もして、レジで少なからずの後悔がつきまといました。
さて、ムスメもまた箱むきだしで抱え、家路を急ぎます。
家に着くなり箱はいったんオカーサン(ワタシです)の手に渡り、エート・・と、目からうんと離して「食べ方」を読もうとこれつとめます。
なにしろ全面的にふだん慣れない英語。
やっとこさ2行ばかり読み進んだあたりで、待ちきれなくなったムスメがiPADをタッタカターと叩き、
「トースト、ないしは皿にとり電子レンジで3秒加熱、だってサ」
箱はずっしり持ち重みがして、中に小分け袋が四つ。そのひとつを開けるとクリームごってりの大判クラッカーみたいなのが二枚入ってました。
正直なところを申しますと、香料もあれで口に合わなそうな気配濃厚・・
とはいえそんなことはつゆとも口に出さず、電子レンジでチン。
♪イングリッシュマン・イン・ニューヨーク・・
と、英語の授業で習いたてを口ずさみながら、11歳のムスコも興味津々手を伸ばします。
・・・・・
と、モグモグしながら、いつもうるさい二匹がともにウンともスンとも言いませんでした。
(こりゃ残りはお菓子戸棚のこやしになるナ)
と、すぐさま判断がつきましたね。
ワタシとて残りを片付けるのはできれば遠慮したい。
でもなにしろ輸入菓子、高くついてますからねえ・・
輸入菓子を買った帰り道にパチリ。まもなく日が暮れます。
前菜は、ニンジン千切りサラダ
主菜は、牛挽き肉ステーキ、じゃがいものニンニクソテー、いんげん塩茹で、グリーンサラダ
2016-10-13 07:10
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コメント(2)
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なんだか、すごそうなお菓子ですね。
それをアメリカでは食事代わりにしているとは・・・。
日本ではまだ販売されていないようです。
販売したとして、売れるのかどうかよくわかりませんが・・・。
売れないことを願いたいです。
by とんちゃん (2016-10-19 12:49)
いや~、売れないと思いますぞ。ちょっと味見してみましたが、甘ーっくってその後にしょっぱーっくって、アメリカ人の好みの味がどんなだかなんとなくわかりましたけど、やっぱりちよっとあれです。
by ぐちぐち (2016-10-21 08:27)