立ち呑み日記・ポケモンGO [ワルガキ]

「オカーサン、日本語のべんきょう始めるよ」
と、殊勝なことを言い出す11歳のムスコ。

日本語の勉強ねえ・・、
と、日本人のオカーサン(ワタシです)はしぶしぶつき合わされることになります。

「ポケモンGO」、みなさまのまわりではいかがですか?

このゲームは、インターネットの使えるスマホでしか遊べないのだそうな。

「そのどこが日本語の勉強?」
と、首をおかしげでしょうが、ワタシのスマホは日本語で表示されるようになっているんです。

そのオカーサンのスマホを借りて近所へポケモン狩りに行きたい、ついては表示の日本語(主にカタカナのポケモン名)を読まざるを得ないので、そうするとこれは断じて遊びでなく日本語のべんきょうである、ト、バカムスコはかように主張するわけです。

バカンス旅行から戻ってからこのかた、住んでいるパリもすがすがしい快晴の日々が続いているっていうのに靴を履くこともなく終日パソコンの前にはりついてゲーム三昧というのもどうしたものか・・
と、こちらも頭を悩ませていたところなので、外へ出て歩き回るという点では大いに奨励したい気持ちにもなります。

ポケモンGOは、人の集まりそうなところにGPSでポケモンだかポケモンの卵だかが置かれていて、これをゲットしていく、というゲーム(らしいです)。

先日たまたまパリの植物園を横切ったら、若者たちが大挙して座りこみスマホ画面に釘付けになっているさまに魂消(たまげ)ました。

うちの前もポイントのひとつだそうで、スマホの画面をのぞきこむのに下向いた善男善女がいっぱいいます。こういうポイント周辺のカフェは商売繁盛のようです。

でも、どういうものでしょうかネ。

ワタシの旧友の東京都内の実家の敷地内にお稲荷さんの祠(ほこら)があり、見知らぬ人々が入れ代わり立ち代わり立ち入ってスマホ掲げていると思ったら、知らぬ間になんと「ポイント」にされていたそう。

信仰の対象ですゾ。

ポイントを解除する方法が公開されているようですが、迷惑をこうむっている側のほうが手間をかけなければならないのはちょっとどうかとワタシなども思います。

さて、ムスコにつき合って大きいほうの公園に行ってみれば、スマホに頭つっこんだなりで徘徊している少年少女がわんさかいました。

どの子の親もワタシ同様、部屋にこもりっきりの青白い顔でパソコンにはりついているよりは何百倍もマシだからとおくり出したんだろうナァ・・

じっさい、いかにも「おたく」っぽくでーっぷり太った若者たちがイソイソ歩き回っている姿を何人も見かけましたヨ。

この点では大いに奨励してしかるべきのような気もします。

で、考えたんですけど・・

同じように外を歩き回って健康に大いによろしく、ワタシらのような元女のコ現オバサンも夢中になれるゲームって、何かできないもンでしょうかネ。

ポイントごとに韓流スターと出会える、とか。「フィンガー5」などかつて夢中になったスターたちが当時のままに歌ってくれる、とか。

関係者はすぐさま開発にとりかかってほしいです。


P1000491.JPG
この猫背がポケモン狩りの特徴。

前菜は、メロン
主菜は、鶏ロースト、じゃがいもロースト、いんげん塩茹で


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