立ち呑み日記・エプコット [おでかけ]

今回のフロリダ・テーマパーク旅行で(前回・前々回の立ち呑み日記をご高覧ください)、我が子ながらフランス人とともにする旅なのだなあ・・と、思わずにいられませんでしたね。

大枚はたいて国際線で行ったんだし遊園地の乗り放題パスは最大限活用してくれなきゃ、と、右へ左へ連れ出そうとする日本人オカーサン(ワタシです)に反して、
「バカンスなんだから好きにのんびりして当然でしょ」
と、てーんでガツガツしないうちの二匹。

ユニヴァーサルスタジオの三日券の切れた最後の一日、ディズニーワールドのなかの「エプコット」という、科学と各国博覧会風テーマパークに行ってみることにしました。

ディズニーワールドというのはいくつもの遊園地の集合体で、その全部を合わせると山手線の内側の1.5倍もあるそうなんです。

多くの人が泊りがけで来ていて、二日券や三日券であれこれ行っているようでした。

「ホンッとにここだけの券でいいのね」
と、入場券売り場の方に念をおされたくらいでした。

一日券は、割高になっちゃうんです。

エプコットEPCOTは、Experimental Prototype Community of Tomorrow(実験未来都市)の頭文字をつなげたもので、常設の万博みたいなテーマパーク。

前半に科学をテーマにした乗り物が集まり、後半には、英国、フランス、カナダ、日本、建国時代のアメリカ、ノルウェー、中国、ドイツなどのパビリオンか集まっています。

この、各国のパビリオンがおもしろかったんですヨ、ご当地風建物が並び、その国を本当に歩いている感じ。

日本エリアに、五重塔や正倉院や姫路城が本格的に再現されています。館内には三越が入り、原宿などによく
ある外国人向けみやげもの店になっているんですが、大盛況でしたヨ。

階上はカツカレーやラーメンなどもあるレストラン。

「あっちにフランスコーナーがある」
と、フランス人2匹(うちの2匹です)は目もくれず突進していきます。

2匹は、パリのうちの近所にあるようなカフェレストランに、それはもう磁石でぐいッぐいひきつけられるばかりでした。

たまさかに家族で外食となると2匹は、ピザ、スパゲッティー、マクドナルドを盛んに主張し、間違ってもフレンチレストランなど行きたがりません。なぜというに、肉や野菜ののったお皿となれば家の晩ごはんとそんなにはかわらず、外食の「感じ」がでない。

それがまあ目の色かえて、牛肉の赤ワイン煮だのサーモンのクリームソースだのを自ら注文するんです。

「食後のチーズも食べるよ」
と、11歳のムスコなど言い出す始末。

カフェレストランの中は、フロアの人たちも全面的にフランス人で、食事がすんだらこのまま徒歩で自宅アパートに帰れそうな気さえしてきました。

2匹はこれで大いに里心つき、
「もうアメリカは十分、家に帰りたい」

各国のパビリオンでは、ドイツコーナーのソーセージと生ビール各種など、各国のつまみとお酒がたのしめ、各館めぐっていろいろ賞味したら
(さぞいいだろうなあ・・)
と、ワタシなど大いに後ろ髪ひかれながら、午後も遅くならないうちにホテルへ戻ることとなりました。


P1000356.JPG
ホテルはユニヴァーサルスタジオリゾートの中にとりましたが、60年代がコンセプトでなかなかよろしい雰囲気でした。

前菜は、なし(パリにもう戻って来ているんですがアメリカで食べたものを書きます)
主菜は、シェラスコ(ブラジル風焼き牛肉のそぎ身)、フライドポテト

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