立ち呑み日記・そうだったら

♪そうだったらいいのにな、
という、NHK「おかあさんといっしょ」でしょうこおねえさんなどが歌っていた曲があります。

うちの二匹がちびすけだったころ、よく大声でやっていたものでしたヨ。オカーサンが子どもになっちゃって子どもの自分がオカーサン、など、子どもの夢を一瞬叶えてくれる歌です。

♪そうだったらいいのにな、

日本はこれほどまでの地震大国で、しかしこれは実のところ大きな「資源」、ことに外国人観光客を誘致できる他国にはない「観光資源」ではありますまいか。

震度1であろうと揺れる地面の上に立ったこと一度も経験したことのない人って世界に数多くいますからね。

今後、どんな強い地震にも万全の対応の出来る建築法が開発され、政府も十二分に予算をかけ、日本津々浦々、どの建物家屋も絶対安全なものになる。

二度と建物は倒壊することなく、道路が断絶したりガス水道電気が止まったりというのはとしよりの思い出話となり、地震で命がおびやかされるようなことは金輪際なくなります。

それどころか、安全な状況で揺れを楽しめるまでになっている。

「揺れを楽しむってどういうこと?」
と、首をおひねりの方も多々おられるでしょうが、ジェットコースターを考えればわかりますが、人は安全のお墨付きの上でスリルを味わってみたいものなんです。

地震の揺れは遊園地と違い大自然そのもの、安全ななかで地球の鼓動を体感できるまでになっているわけです。

建築は、揺れが吸収されるなどして揺れが一切感じられないタイプと、絶対安全の上でゆさゆさ揺れるタイプの二通りから選べるようになります。

ゆさゆさ揺れるタイプは、家具調度品が揺れと呼応して、ものが落下したりなどの不具合は一切ありません。

「あー揺れてる揺れてる」
と、花が咲けば花を愛でるごとく、純粋にたのしめる。

温泉旅館など行楽施設にはこの手法がもっともよろしい。

今日の宿泊施設では、禁煙の部屋と喫煙の部屋が選べたりしますが、
「揺れるお部屋と揺れないお部屋、どちらをご用意いたしましょうか」

「そうね、風景をゆっくりたのしみたいから今回は揺れないほうで」
と、気分で選べます。

揺れが吸収される一軒家のなかに一室だけ揺れるタイプも作れます。子供部屋なんていいんじゃないでしょうか。

そのころには、いつ、どこに、どんな規模の地震が起こるのか前もって予報が出るようになっていますから、予報をにらんで家族や友達が集まり「揺れパーティー」を楽しむ習慣ができています。

揺れが、「オ、来たぞ来たぞ!」
で、「カンパーイ」

大規模地震の予報となると、その町のホテルの揺れるほうの部屋の予約がたちまちに満室になる。日本の行楽客ももちろんですが、外国人観光客が押し寄せるのは必至です。

そこで一般家庭では子どもが独立した後など、揺れるほうの部屋を民泊に出すわけですね。

どうです、経済効果はかりしれない。

津波もまた万全となり、市街地に水が押し寄せることなく、安全な場所から見物がたのしめるまでになっていてドローンを使ったテレビ生中継も当たり前となっています。

そうだったらいいのにな・・


P1000343.JPG
やっと咲きました。

前菜は、トマトとおろしチーズのサラダ
主菜は、フランクフルトソーセージ(牛肉ソーセージと豚肉ソーセージ)、蒸しじゃがいも、ブロッコリーなどキャベツ系野菜の茎と葉っぱのオリーブ油がけおひたし(ほうれん草のおひたし風です)

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