立ち呑み日記・アメリカへ [おでかけ]

「ニューヨークへ行きたいか―ッ」
という福留アナウンサーの挑発的な呼びかけが、何度聞こえてきたことか(脳内で)。

何それ?
という声がお若い方々からわいて来たようなので説明しますと、「アメリカ縦断ウルトラクイズ」という番組が、ワタシらの若いころ大人気だったんですね。

クイズに正解していけばアメリカ縦断の旅が続けられ、間違えるとその場で日本帰国。

番組の成功の裏にはスタッフと旅行会社の綿密な連携がありチケット手配や入国の書類作成に並々ならぬ手腕が発揮され、そのお蔭で参加者はクイズ回答に集中でき、一喜一憂の表情がありありと映し出されのだそうです。

(旅行会社ってすごいなあ・・)
と、パソコン画面をにらみながら何度もため息つくまいことか。

いえね、ただ今、今度の5月の学期休みに、ワルガキ二匹の長年の夢だったアメリカはフロリダのユニヴァーサルスタジオを訪れるべく、準備している真っ最中なんです。

フロリダのそこには、大阪のUFJより規模の大きい「ハリー・ポッター」のアトラクションがあるんですヨ。

でも、本当に行けるのか。

なにしろアメリカといったら車なしにはどうにもならないというのに、ワタシは年季入りのペーパードライバーで、運転は無理。

でも、調べていくうちに、ユニヴァーサルスタジオのあたりは車なしでも「ダイジョブ」というのがわかって来ました。

この一帯はディズニーを中心としたテーマパーク銀座で、バスやタクシーで十分移動できるのだそうです。

そういう点をかんがみてホテルを調べ、航空券と組で買うと安いという知恵も仕入れ、テーマパークの入園チケットにいたるまでプリントアウトまでこぎつけました。

(旅行会社ってすごいなあ・・)
とは、この時点ではちっとも思いませんでした。むしろ
(独力でできたワタシってすごいなあ・・)
と、鼻ピクピク。

で、一件落着とばかりねそべって旅行ガイドブックをぱらぱらやっていたら「エ」となったんです。

そしてガバッと起きた。

アメリカ入国って、フランスのようにパスポートさえあればいいわけじゃないんですってね。知りませんでした。

2009年からこっち、日本人やフランス人などは観光旅行の場合、ESTAという事前登録をインターネットでして、その料金をクレジットカードで払っておかなければならない。

今日たまッたまガイドブックを開かなければ、ワタシら親子は空港まで行きながら指咥えてすごすご引き返すハメになるところでした。

アメリカ政府のESTA登録画面をにらみ、もう、もンのすごく緊張しましたね。旅行会社が代理で申請してくれたら大船に乗った気分でいられるのに・・

「質問の回答によっては入国できない場合があります」
とのことで、不調法な回答をしでかしたらどうしよう・・

「逮捕歴がありますか」
「アメリカに不正入国したことがありますか」
などが質問で、いずれも「いいえ」でした。

「楽しいご旅行を。米国訪問を歓迎します」
と、最後に画面に浮き上がった時のホッとするまいことか。

「ニューヨークに行きたいか―ッ」
にもちゃんと答えられますぞ。

「ニューヨークを経由してフロリダへ行きまーす」

P1000285.JPG
ただ今2月の学期休み(通称スキー休み)中なんですが、11歳のムスコの国語(フランス語)に詩の暗唱の宿題が出ました。毎日2行ずつ、カントクしなけりゃいけない親もメンドくさいです・・

前菜は、野菜ポタージュ
主菜は、平目の焼酎蒸し・グレープフルーツとケッパーとバルサミコ酢のソース、じゃがいもピューレ、いんげん塩茹で

nice!(13)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 13

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。